ネギ生産の過程を紹介します
ネギの生産過程を簡単に紹介します。
畑の土作り
酸性の土壌に弱いため、種をまく2~3週間前に、土に苦土石灰を混ぜて酸性度を調節します。畑の土1㎡あたり、200gほど苦土石灰を混ぜ、寝かせておきます。
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セルトレイ種まき
種まきは、種まき専用の培養土を、苗植えは野菜用培養土を使用します。多くのブロックを持つプラスチック製のトレイで、小さなブロック状の野菜苗を育苗するためのものです。
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育苗管理
根鉢形成をよくするため、セルトレイは育苗ベンチに置きます。
発芽まで20℃に保ちます。発芽したらベタガケ資材を除去し、15~20℃に保ちます。
かん水は朝に行い、育苗後半は灌水量を控えめにします。定植前日は十分かん水します。
育苗日数はおおよそ60日前後です。
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植付け
根鉢が十分形成されてきたら植え付けをします。
株間は8cmとしますが、1穴2粒播きの場合は、株間5cmとします。
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定植後の管理
追肥体系の場合、追肥の第1回目は定植後30日頃に、第2回目はその20日後、第3回目はさらに20日後に行います。
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培土(土寄せ)
定植後、ねぎが8~10mm程度になったら除草を兼ねて若干埋め戻します。その20日後頃に、畝が平らになるようにします。その後は25日前後の間隔で土寄せを行い、最終回は収穫30日前頃に行います。
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収穫・調製
軟白長や太りをみて、出荷基準に達したら収穫します。
生葉3枚程度付け、皮をむき、調製し、出荷規格に従い箱詰めします。